医薬品副作用全件公表
1月31日から医薬品の副作用情報が
全件公表するらしいです。
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僕はこのような流れが非常に良いと思います。
患者と医者の関係ではどうしても医者の方が
情報量の差から関係的には強くなってしまいます。
また患者が情報を知ろうと思っても
なかなか知る手段がなかったのが現状です。
しかし日本人の特徴として、
副作用なんてある薬は悪だという間違った認識があると思います。
でも副作用のない薬はありません。
その中で効果面の方が副作用のリスクよりも上回るから
みんなは薬を飲んでいるのです。
しかし普段は医者に出された薬を飲んでいるだけで、
意識していないと思います。
今回の副作用の公表は僕は患者にも
リスクがベネフィットを上回るのかを考える事が出来る良い機会だと思います。
また
副作用の件数が多かった=危ない薬
では必ずしもないと思います。
同じ10件でも
100人に投与して10件副作用が出れば10%ですが、
10000人に投与していれば0、1%です。
また薬の服用を辞めればすぐに収まる副作用もあれば、
後遺症が残る副作用もあります。
先生、先生と頼るばかりではなく、
自分で調べ、考えてみる良い機会のではないかと思います。